今回は綺麗な熱帯魚をご紹介します。
ほとんどの熱帯魚は綺麗なので個人的な主観も入ってしまいますが見ておくべき、飼育するべき、特に綺麗な熱帯魚を厳選してみました。
一番最後には私が一番好きな、綺麗でカッコよくてはんなりしている金魚も入っております。
それではどうぞ。
コンゴテトラ
まず最初にご紹介するのは、テトラの中では結構な大型種。アフリカの宝石!コンゴテトラです。
コンゴテトラは七色に輝くメタリックのやや大きめの鱗がとても神秘的なテトラです。
また、各ヒレも大きく伸長し、白く縁取られた透明感のあるヒレが優雅さを際立たせます。
尾ビレの真ん中が突出していて、その先端が二つに分かれています。
コンゴテトラはしっかりと飼い込むことでさらに色彩があざやかに育ちます。
メスはオスに比べて地味目な色彩でヒレもあまり大きくなりませんが、綺麗な銀色の体はまた違った魅力があります。
【学名】
Alestopetersius caudalis
【種目】
カラシン目アレステス科
【分布】
中央アフリカやコンゴ
【サイズ】
13cm
【寿命】
3年〜4年
【温度】
23度〜28度
【水質】
弱酸性〜中性
【餌】
人口餌
クリスタルレインボーテトラ
体長2cmにちりばめた7色の芸術!クリスタルレインボーテトラです。
クリスタルレインボーテトラは名前の通りクリスタルのような透明の体を持ち7色に輝く大変綺麗な熱帯魚です。
体長2cmの極小サイズの体は、中に宇宙のような輝きが収まっていて、まるで映画[メン・イン・ブラック]に出てきた[オリオンのベルト]のようです。
【学名】
Heterocharax sp.
【種目】
カラシン目カラシン科
【分布】
ペルー
【サイズ】
2cm
【寿命】
2年〜3年
【温度】
20度〜27度
【水質】
弱酸性〜中性
【餌】
人口餌
【クリスタルレインボーテトラの飼育や繁殖などの詳細情報はこちら】
ダイヤモンドテトラ
宝石系熱帯魚の最高位!最高に美しいダイヤモンドテトラです。
ダイヤモンドテトラは名前の通りダイヤモンドのように煌びやかな熱帯魚です。
キラキラと金色に輝く体と半透明のシルクのドレスのようなヒレが、エリザベステイラー演じる[クレオパトラ]のようですね。
【学名】
Moenkhausia pittieri
【種目】
カラシン科モンクホーシア属
【分布】
ベネズエラ
【サイズ】
6cm
【寿命】
3年〜4年
【温度】
24度〜27度
【水質】
弱酸性〜中性
【餌】
人口餌
グリーンファイヤーテトラ
魅惑の補色コントラスト!緑と赤の芸術!グリーンファイヤーテトラです。
グリーンファイヤーテトラは緑と赤、そしてヒレの先の白いポイントが特徴の珍しいカラーリングの体長4cmほどの小型の熱帯魚です。
どの熱帯魚にもいえますが、良い環境で飼い込んで成熟した個体はその種の特徴である色彩がより鮮やかに色づきます。
グリーンファイヤーテトラも例に漏れず渋みのあるグリーンと赤がより鮮明に色づき、まるで俵屋宗達の[風神雷神図屏風]の雷神のような迫力が出るでしょう。
【学名】
Aphyocharax rathbuni
【種目】
カラシン目カラシン科
【分布】
アルゼンチン、パラグアイ
【サイズ】
4cm〜5cm
【寿命】
3年
【温度】
22度〜27度
【水質】
弱酸性〜中性
【餌】
人口餌
【グリーンファイヤーテトラの飼育や繁殖などの詳細情報はこちら】
ディープレッドホタルテトラ
情熱迸るテトラ界の真っ赤なポルシェ!ディープレッドホタルテトラです。
ディープレッドホタルテトラは真っ赤なガラスのような体に尾ビレの付け根の黒がポイントの情熱的な熱帯魚です。
尾ビレの付け根が赤と黒のツートンカラーになっている感じが、キャッスルテトラと似ていますね。(キャッスルテトラは金色と黒)
透けるような体に濃いめの鮮やかな赤がまるで琉球ガラスのようで、他の熱帯魚ではこのような鮮やかな色彩は見られません。
【学名】
Axelrodia riesei
【種目】
カラシン目カラシン科
【分布】
コロンビア、メタ川
【サイズ】
2cm〜3cm
【寿命】
2年〜3年
【温度】
23度〜28度
【水質】
弱酸性〜中性
【餌】
人口餌
【ディープレッドホタルテトラの飼育や繁殖などの詳細情報はこちら】
トゥッカーノテトラ
金色と黒と赤!重厚感と高級感をあわせ持つ熱帯魚!トゥッカーノテトラです。
トゥッカーノテトラは金色に輝く体色に体を横切る太い黒帯、顔の下あたりが鮮やかな朱色に色づくとても綺麗な小型の熱帯魚です。
金色と黒と朱色といった極めて日本的な色合いは、石川県の伝統工芸品である漆器[輪島塗]のような日本人を惹きつける色彩です。
【学名】
Tucanoichthys tucano
【種目】
カラシン目カラシン科
【分布】
ブラジル、ネグロ川、ウアウペス川
【サイズ】
3cm
【寿命】
2年〜3年
【温度】
22度〜26度
【水質】
弱酸性〜中性
【餌】
人口餌
ジェリービーンテトラ
子供の理想を具現化した熱帯魚!泳ぐアメリカンキャンディー!ジェリービーンテトラです。
ジェリービーンテトラは鮮やかな黄緑色に光るガラスのように透き通った細身の体にオレンジ色に色付くヒレが大変煌びやかな宝石のような熱帯魚です。
カラシンには珍しくアフリカ出身の熱帯魚で、流通量も少なかったのですが最近は専門店などでは目にすることも多くなりましたね。
アメリカの子供用のお菓子[ジェリービーン]の名前がついていますが、サイズと言い色味といい、この小さな熱帯魚を簡潔に表現した、ぴったりのネーミングですね。
【学名】
Ladigesia roloffi
【種目】
カラシン目アレステス科
【分布】
西アフリカ、シェラレオネ、リベリア
【サイズ】
3cm〜4cm
【寿命】
2年〜3年
【温度】
20度〜27度
【水質】
弱酸性〜中性
【餌】
人口餌
テトラオーロ
渋く輝き水槽内にオーロラがかかる!テトラオーロです。
テトラオーロは銀色に輝く大変綺麗な小型のテトラで、各ヒレの先が白く染まり、尾ビレの付け根には黒いスポットが入ります。
銀色に輝く透明感のあるその体はまるでフランスの高級クリスタルブランド[バカラ]のグラスのようです。
【学名】
Hyphessobrycon elachys
【種目】
カラシン目カラシン科
【分布】
ブラジル
【サイズ】
3cm
【寿命】
2年
【温度】
23度〜27度
【水質】
弱酸性〜中性
【餌】
人口餌
レッドテトラ/ファイヤーテトラ
泳ぐ暴れ牛!テトラ界のランボルギーニ!レッドテトラです。
レッドテトラは別名ファイヤーテトラとも呼ばれる半透明の体が赤から黄色に輝く体長2mm程の宝石のような熱帯魚です。
中でもオレンジサファイアがそっくりで宝石がそのまま泳ぎだしたかのような輝きを持ちます。
【学名】
Hyphessobrycon amandae
【種目】
コイ目 カラシン亜目 カラシン科
【分布】
ブラジル/アラグアイア川
【サイズ】
2.5cm
【寿命】
3年
【温度】
20度〜27度
【水質】
弱酸性〜中性
【餌】
人口餌
【レッドテトラ/ファイヤーテトラの飼育や繁殖などの詳細情報はこちら】
ホワイトネオンテトラ
神秘的なヴェールを纏う!純白テトラ!ホワイトネオンテトラです。
ホワイトネオンテトラはネオンテトラの改良品種で真っ白に見えるテトラです。
実際は目の周りと背中が淡い青に輝きますので、クロード・モネの絵画[散歩、日傘をさす女性]のような爽やかな印象を受けます。
【学名】
Paracheirodon axelrodi var.
【種目】
カラシン目カラシン科
【分布】
改良品種
【サイズ】
4cm
【寿命】
3年
【温度】
25度〜28度
【水質】
弱酸性〜中性
【餌】
人口餌
ゴールデンテトラ
全身金色の熱帯魚!マルコポーロもびっくりの泳ぐ東方見聞録!ゴールデンテトラです。
ゴールデンテトラはアームストロンギ種とロードウェイ種の2つの種の総称で、どちらの種も金色や銀色のメタリックに輝く体を持ち、尾ヒレの付け根が黒く染まる独特な色彩の熱帯魚です。
この2種は識別がむずかしいですが、特徴としてはアームストロンギ種はプラチナに青いライン、ロードウェイ種はゴールドで少し体高が高いところです。
実はゴールデンテトラのこの金箔で包んだような色彩は、体にバクテリアが付着する事による発色で、[銀彩]の装飾を施した骨董品のような美しさがあります。
【学名】
Hemigrammus armstongi
Hemigrammus rodwayi
【種目】
カラシン目カラシン科
【分布】
ガイアナ
【サイズ】
3cm~4cm
【寿命】
2~3年
【温度】
20度〜27度
【水質】
弱酸性〜中性
【餌】
人口餌
シルバーチップテトラ
ゴールデンテトラと双対の金銀財宝テトラ!シルバーチップテトラです。
シルバーチップテトラは黄金に輝く体と各ヒレの先端が真っ白に色づく、別名ハセマニアと呼ばれる熱帯魚です。
尾ビレの付け根から体方面へ黒が入り、金色と白黒の組み合わせはまるで尾形光琳の代表作、国宝[紅白梅図屏風]のような荘厳さと枯淡の対比をイメージさせます。
【学名】
Hasemania nana
【種目】
カラシン目カラシン科
【分布】
ブラジル
【サイズ】
4cm
【寿命】
2年〜3年
【温度】
25度〜28度
【水質】
弱酸性〜中性
【餌】
人口餌
ロージーテトラ
泳ぐヴェルサイユの薔薇!これはもう熱帯魚のフランス革命!ロージーテトラです。
ロージーテトラは薔薇のような赤色をしているところからロージーの名前がつきました。
体色はほんのりとした赤色でロージーの名前がつく程とまでは感じませんが、各ヒレは薔薇色と表現しても遜色がないほどローズレッドに色づき、高級品種として有名な薔薇[クリムゾングローリー]のような濃い赤色に染まります。
【学名】
Hyphessobrycon rosaceus
【種目】
カラシン目カラシン科ハイフェソブリコン属
【分布】
ガイアナ
【サイズ】
4cm
【寿命】
3年〜4年
【温度】
24度〜28度
【水質】
弱酸性〜中性
【餌】
人口餌
ペレズテトラ
まさかのピンクの熱帯魚!kawaii系熱帯魚ペレズテトラです。
ペレズテトラはピンクと赤の組み合わせがメルヘンな印象の熱帯魚です。
体色はメタリックに輝くピンク色で、背ビレと目の上部、体の中央に赤いスポットが入ります。
特に目の上の赤色がアイシャドウのようでなんとなく女性的な妖艶な雰囲気を醸し出し、イギリスのアンティーク家具を彷彿させます。
【学名】
Hyphessobrycon erythrostigma
【種目】
カラシン目カラシン科ハイフェソブリコン属
【分布】
アマゾン川
【サイズ】
5cm
【寿命】
3年〜5年
【温度】
23度〜28度
【水質】
弱酸性〜中性
【餌】
人口餌
アピストグラマ アガシジィ
泳ぐ宝石!熱帯魚界のインディアン!アピストグラマ アガシジィです。
アピストグラマ アガシジィは各ヒレは赤や黄色に色づき、目の周りにはアイラインと大変派手な熱帯魚です。
目の周りの光沢のあるアイラインはまるで[歌舞伎の隈取り]のような目を引く装飾となっています。
【学名】
Apistogramma agassizii
【種目】
スズキ目シクリッド科アピストグラマ属
【分布】
ブラジル_アマゾン川 / ペルー_ソリモエンス川
【サイズ】
8cm
【寿命】
2年〜3年
【温度】
23~26度
【水質】
弱酸性〜中性
【餌】
人工飼料、アカムシ
【アピストグラマ アガシジィの飼育や繁殖などの詳細情報はこちら】
ドワーフグラミー
コバルトの体に赤色のドット!泳ぐQRコード!ドワーフグラミーです。
ドワーフグラミーはインド、バングラデシュ、パキスタンに生息する淡水性熱帯魚で水草が生い茂った緩やかな流れの小川や湖などに生息している体長約5㎝~6cmと小型のグラミーです。
ドワーフグラミーは非常に美しい見た目をしており、古くからアクアリウム用観賞魚として親しまれ人気を誇る熱帯魚です。
メスよりオスの方が綺麗な体色をしており、オスの体色は、コバルトブルーの頭部から赤色の尻びれまでが色が交差するように縞模様になっています。
【学名】
Colisa lalia
【種目】
魚類 スズキ目 キノボリウオ亜目 ゴクラクギョ科 コリサ属
【分布】
パキスタン、インド、バングラデシュ
【サイズ】
5cm
【寿命】
3年
【温度】
25度〜28度
【水質】
弱酸性〜中性
【餌】
人口餌
ゴールデンハニードワーフグラミー
黄色い体がとってもキュート!グラミー界のキューティハニー!ゴールデンハニードワーフグラミーです。
ゴールデンハニードワーフグラミーはレモンイエローの体色に鮮やかな赤色に縁取っているヒレが特徴の大変キュートな熱帯魚です。
ハニードワーフグラミーの改良品種で、インドなどの水草が生い茂った緩やかな流れの小川や湖などに生息しています。
ゴールデンハニードワーフグラミーはガラス細工のように非常に美しい発色をしており、レモンイエローの体が水草水槽に大変よく映え部屋全体を明るい雰囲気にしてくれるでしょう。
【学名】
Trichogaster chuna var.
【種目】
魚類 スズキ目 キノボリウオ亜目 ゴクラクギョ科 コリサ属
【分布】
パキスタン、インド、バングラデシュ
【サイズ】
5cm
【寿命】
3年
【温度】
25度〜28度
【水質】
弱酸性〜中性
【餌】
人口餌
【ゴールデンハニードワーフグラミーの飼育や繁殖などの詳細情報はこちら】
パールグラミー
ピンピンに尖った前衛的なデザイン!泳ぐグラフィックデザイン!パールグラミーです。
パールグラミーは口先から目を横切って尾ヒレの付け根まで黒いラインが通り、名前の由来にもなっている白いドット模様が全身に入り、腹部や腹ビレあたりがオレンジ色に色づく大変綺麗な熱帯魚です。
【学名】
Trichogaster leeri
【種目】
魚類 スズキ目 キノボリウオ亜目 ゴクラクギョ科 コリサ属
【分布】
東南アジア、マレー半島一帯
【サイズ】
12cm
【寿命】
2年〜3年
【温度】
25度〜28度
【水質】
弱酸性〜中性
【餌】
人口餌
サンセットドワーフグラミー
時間よ止まれの体現者!魔法をかけられたような幻想的な体色!サンセットドワーフグラミーです。
サンセットドワーフグラミーはサンセットの名前が表すように夕陽のような鮮やかな赤色からオレンジのグラデーションが特徴的なドワーフグラミーの仲間です。
背びれに残る淡い青色が日没前の最後の青空のようで、より一層サンセットの名前にふさわしい体色になっており、まるで[マジックアワー]のような芸術的な色彩をしています。
【学名】
Colisa lalia var.
【種目】
魚類 スズキ目 キノボリウオ亜目 ゴクラクギョ科 コリサ属
【分布】
改良品種
【サイズ】
5cm〜6cm
【寿命】
2年〜3年
【温度】
20度〜28度
【水質】
弱酸性〜中性
【餌】
人口餌
【サンセットドワーフグラミーの飼育や繁殖などの詳細情報はこちら】
ピグミーグラミー
オードリー・ヘプバーンもびっくり!ティファニーカラーのヒレを持つグラミー!ピグミーグラミーです。
ピグミーグラミーは褐色色をした体色にターコイズブルーのラメが入ったような美しい熱帯魚です。
成熟するとその青ラメが全身に現れヒレもターコイズブルーに色づきます。
その美しさはトルコ石の装飾品を纏うかのように綺麗になります。
【学名】
Trichopsis pumilus
【種目】
魚類 スズキ目 キノボリウオ亜目 ゴクラクギョ科 トリコプシス属
【分布】
タイ、ベトナム、マレーシア、カンボジア
【サイズ】
4cm
【寿命】
1年〜2年
【温度】
20度〜25度
【水質】
弱酸性〜中性
【餌】
アカムシ、人工餌
ウィーンエメラルドグッピー
熱帯魚界のハプスブルク家!泳ぐとそこにはアイネ・クライネ・ナハト・ムジーク!音楽の都ウィーンエメラルドグッピーです。
ウィーンエメラルドグッピーは、尾ひれの上と下が鋭く伸びた、ダブルソードのグッピーです。
尾ひれには名前の通りエメラルドグリーンなどのカラフルな模様が入ります。
【学名】
Poecilia reticulata
【種目】
カダヤシ目カダヤシ科
【分布】
南米、トリニダード・トバゴ、ベネズエラ、ガイアナ/改良品種
【サイズ】
オス:3~4cm、メス:5~6cm
【寿命】
1年〜2年
【温度】
20度〜28度
【水質】
[日本産]弱酸性〜中世
[外国産]中性~弱アルカリ性
【餌】
人口餌
【ウィーンエメラルドグッピーの飼育や繁殖などの詳細情報はこちら】
キングコブラグッピー
触るな危険!黄色と黒の警告色は伊達じゃない!キングコブラグッピーです。
キングコブラグッピーはコブラ模様と呼ばれる黄色と黒の模様が[キングコブラ]のような威厳のあるグッピーです。
体から尾ビレに至るまで全身を覆う黄色と黒のマダラ模様が毒々しくてかっこいいですよね。
本当のキングコブラはこんな模様も色もしていませんが、[キングコブラ]の名前はなぜかぴったりと感じてしまいます。
【学名】
Poecilia reticulata
【種目】
カダヤシ目カダヤシ科
【分布】
南米、トリニダード・トバゴ、ベネズエラ、ガイアナ/改良品種
【サイズ】
オス:3~4cm、メス:5~6cm
【寿命】
1年〜2年
【温度】
20度〜28度
【水質】
[日本産]弱酸性〜中世
[外国産]中性~弱アルカリ性
【餌】
人口餌
ギャラクシーグラスグッピー
もはやなんでもありのカラーリング!グッピー界の小宇宙!ギャラクシーグラスグッピー
ギャラクシーグラスグッピーは、サイケデリックな模様が特徴の独特の雰囲気を持つグッピーです。
この色彩はまさに1970年代の音楽Pファンクです。
【学名】
Poecilia reticulata
【種目】
カダヤシ目カダヤシ科
【分布】
南米、トリニダード・トバゴ、ベネズエラ、ガイアナ/改良品種
【サイズ】
オス:3~4cm、メス:5~6cm
【寿命】
1年〜2年
【温度】
20度〜28度
【水質】
[日本産]弱酸性〜中世
[外国産]中性~弱アルカリ性
【餌】
人口餌
【ギャラクシーグラスグッピーの飼育や繁殖などの詳細情報はこちら】
ヒカリメダカ
背中とお腹がくっついた!キラキラ・ラメラメ系メダカ代表!ヒカリメダカです。
ヒカリメダカは腹ビレが背中にも反映されており、背中とお腹で反転したように上下対象のヒレを持つ体型のメダカです。
腹部の虹色素胞が背中にも現れ、ラメが入ったようにキラキラ光るところから[ヒカリメダカ]名付けられました。
背中が光るので上から鑑賞すると大変美しいメダカです。
ヒカリメダカは上下のヒレが同じなのでオスメスの判断が難しいメダカです。
ヒカリメダカだけではなく、他のメダカにも言える事ですが体色を濃くしたければ出来るだけ日光に当て、飼育スペースや底床を濃い黒や茶色のものにしましょう。
メダカの色は保護色なので、白い色に囲まれて育つと自然と体色も薄くなります。
【学名】
Oryzias latipes var.
【種目】
ダツ目メダカ科メダカ属
【分布】
改良品種
【サイズ】
3cm
【寿命】
3年
【温度】
0度〜38度(繁殖:18度〜30度)
【水質】
弱酸性〜中性〜弱アルカリ性
【餌】
人口餌
江戸錦
赤と黒と浅葱色!半透明の鱗がにくい!らんちゅうの進化系!江戸錦です。
江戸錦はらんちゅうと東錦を交配することで誕生した、体型はらんちゅう、体色は東錦の赤と白、そして浅葱色の綺麗な金魚です。
江戸錦の誕生は昭和20年から30年頃、作出は本当に難しかったそうです。
江戸錦は[らんちゅう]と[東錦]の交配種ですが、劣等遺伝子の背びれの無い体型を固定さすことが難しいのだそうです。しかも途中、洪水で全滅したとかしなかったとか、そのような苦労を乗り越えて作られ、産地にちなみ[江戸錦]という名前がつけられました。・・・そのような記事を読んだことがありますが、うろ覚えです。
江戸錦の体色の白色部分を[浅葱色]と表現しますが、これは江戸錦の鱗が半透明で少し青みがかっていることから、日本古来の色の名前で薄い青緑色の[浅葱色]と呼んでいます。
【学名】
Carassius auratus var.
【種目】
コイ目コイ科コイ亜科フナ属
【分布】
改良品種
【サイズ】
15cm
【寿命】
10~15年
【温度】
20度〜28度
【水質】
弱酸性〜中性~弱アルカリ性
【餌】
人口餌
まとめ
いかがでしたでしょうか綺麗な熱帯魚特集!
一番好きな金魚が江戸錦なんで最後の江戸錦は完全に主観で選んでいます。
江戸錦は綺麗な丸い体型に育つのが難しく!画像のような立派な江戸錦を飼おうとすると、すでに立派に育った個体を購入する必要があります。
小さい江戸錦を購入して頑張って育てるのが素人では難しいのです。肉瘤が立派にならないんです。
なので高い!
また、今回の熱帯魚以外にも綺麗な熱帯魚を探しておきますね。
それではまた。