レッドテトラ(ファイアーテトラ)の飼い方/飼育・混泳・大きさ・繁殖・種類

レッドテトラは半透明の体が赤から黄色に輝く体長2mm程の宝石のような熱帯魚です。

中でもオレンジサファイアがそっくりで宝石がそのまま泳ぎだしたかのような輝きを持ちます。

orange

話はそれますがサファイアって普通は青色を思い浮かべませんか?

サファイアは本来は[コランダム]という鉱物で、無色透明なんだそうです。

[コランダム]は不純物の影響で色彩が変化し、その内濃い赤の物をルビーと呼び、それ以外をサファイアと呼ぶそうです。

サファイアは青が有名というだけで本当はいろいろな色彩を持つ宝石なんですね。

ちなみにサファイアの不純物は鉄とチタンで、ルビークロムのようです。

このように宝石のように輝くレッドテトラですが、透明で赤く輝く姿を炎に例えて[ファイヤーテトラ]とも呼ばれます。

どちらもカッコいい名前ですね。

レッドテトラは体が小さく群泳する修正がありますので、水草水槽に沢山のレッドテトラを合わせる補色関係の緑と赤が引き立てあい、小さな体で群泳するレッドテトラが炎が舞っているように荘厳な風景を作り出すでしょう。

【学名】
Hyphessobrycon amandae

【種目】
コイ目 カラシン亜目 カラシン科

【分布】
ブラジル/アラグアイア川

【最大サイズ】
2.5cm

 

飼育条件

[温度] 20度〜27度  

[水質] 弱酸性~中性

[餌] 人工飼料、生餌

 

混泳

[生体]

[注意点]
サイズが小さいので混泳時はエサが十分に行き渡るよう注意が必要です。サイズが同程度であれば性質も温和で混泳に適しています。

【魚の病気についてはこちら】

 

繁殖

ワイルド個体での繁殖例は多くありませんが、ブリード個体からであれば繁殖も十分に狙えます。

メスはふっくらとした体型を持ち、十分に成熟したオスは盛んにメスを追うようになります。バラ撒き型の産卵形態です。

 

特徴

ブラジル、アラグアイア川原産の小型のカラシンです。カラシンの中でも特に小型で、赤い体色を持つシンプルな配色はどんな水槽にもマッチし、レイアウト水槽では初心者から上級者まで愛される人気の種です。美しい体色を引き出すのはやや難しく、じっくり飼い込む必要があります。飼育は容易で、性質も温和です。小型であるため混泳魚とエサに注意が必要です。水草水槽を泳ぐ姿は非常に美しいです。体が小さいので冷凍ミジンコや人工飼料を細かくしたものなどを与えると良いでしょう。