金魚の種類をご紹介/全10種類

日本的な美しさを持つ金魚。

今回は金魚の種類をご紹介させてもらいます。

金魚は元々は中国でフナの突然変異であるヒブナを品種改良することにより生まれました。

日本には江戸時代に伝わり独自の発展を遂げています。

それでは金魚の種類をご紹介していきます。

らんちゅう

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金魚の王様!みんな大好き!らんちゅうです。

らんちゅうは背びれがなく丸い体型に頭部の肉瘤が特徴の金魚です。

この肉瘤をライオンの頭部に見立てて「ライオンヘッドゴールドフィッシュ(Lionhead goldfish)」の英名が付けられています。

らんちゅうは「金魚の王様」とも呼ばれていて、昔から大変人気のある金魚で、江戸時代に日本で作られたと言われています。

らんちゅうの一番の特徴は背びれがないことです。綺麗に開く尾びれを持ち、三つ尾、四つ尾、サクラ尾など様々です。

らんちゅうの体色は赤と白で、尾ひれ以外全てが赤色のものを「素赤」、紅白バランスよく配色されたものを「更紗」などと呼びます。

また、中国で交配された黒色のらんちゅう「黒らんちゅう」もいます。

らんちゅうはとても高価なイメージがありますが、らんちゅうの価値はどういった事で決まるのでしょう?

まず色や柄は重要で、赤と白の組み合わせで決まります。

また、上から見てバランスが整っている、背幅が太い、ウロコ並びと色艶、遊泳姿勢などです。

らんちゅうは基本的に「上見」で鑑賞する事が多いと思いますので、上見からの姿は重要です。

その他の優雅に見える泳ぎ、背中のラインが凹凸がなく綺麗など、専門家の方達は鋭い審美眼でらんちゅうの美醜を判断しているそうです。

とはいえ、最終的には飼育する方の好みだと思います。

可愛い、かっこいい等、直感で判断されるのが良いのではないでしょうか。

【学名】
Carassius auratus auratus var.

【種目】
コイ目コイ科コイ亜科フナ属

【分布】
改良品種

【サイズ】
20cm

【寿命】
5~6年

【温度】
20度〜28度

【水質】
弱酸性〜中性~弱アルカリ性

【餌】
金魚用人口餌

らんちゅうの飼育や繁殖などの詳細情報はこちら

琉金

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可愛らしさと優雅さを合わせ持つオールラウンダー!琉金です。

琉金は最も有名な金魚の一つで、丸い体とヒラヒラと長く優雅なヒレが特徴の金魚です。

江戸時代に中国から琉球を経由して薩摩に輸入されたため品種名に琉球の一字[琉]が使われているそうです。

琉金の体色は尻尾以外が朱色をした素赤、紅白模様の更紗(サラサ)、赤白黒が綺麗に混ざったキャリコと呼ばれる色などがあり、尾ビレのタイプも三ツ尾、四ツ尾、さくら尾があります。

琉金の胴体は丸く膨らみ、尾びれが長くヒラヒラとしているのが特徴的ですので、その優雅な尾ビレを見るために横から鑑賞する水槽飼育に適しています。

【学名】
Carassius auratus var.

【種目】
コイ目コイ科コイ亜科フナ属

【分布】
改良品種

【サイズ】
15cm

【寿命】
5~6年

【温度】
20度〜28度

【水質】
弱酸性〜中性~弱アルカリ性

【餌】
金魚用人口餌

琉金の飼育や繁殖などの詳細情報はこちら

和金

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夜店で気軽に持って帰って後で困る!意外と大きくなる系金魚!和金です!

和金はもっともオーソドックスな金魚で、現在のいろいろな種類の金魚のルーツ的存在です。

その為、金魚の元になったフナのような姿かたちで、金魚の中ではスリムで泳ぐことも上手です。

日本人には馴染みが深く、お祭りの金魚すくいの金魚もこの和金です、丈夫で飼育のしやすさから多くの人に愛されてきました。

金魚すくいの金魚も大事に育てると立派で大きな金魚に育ちます。

また、和金も他の金魚と同じように尾びれはいくつかの系統があります。

フナのようなフナ尾、ヒレが別れている、三つ尾、四つ尾、桜尾などです。

【学名】
Carassius auratus auratus var.

【種目】
コイ目コイ科コイ亜科フナ属

【分布】
改良品種

【サイズ】
10cm〜30cm

【寿命】
5年~10年

【温度】
20度〜28度

【水質】
弱酸性〜中性~弱アルカリ性

【餌】
金魚用人口餌

和金の飼育や繁殖などの詳細情報はこちら

オランダ獅子頭

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重量感がハンパない!顔も体もヒレもぜーんぶ大きい!迫力満点!オランダ獅子頭です。

オランダ獅子頭はらんちゅうのように頭に肉瘤が発達していますが、らんちゅうと違い背びれがあります。英名ではライオンヘッドと呼ばれています。

オランダ獅子頭は江戸時代に中国から琉球を経て長崎に入ってきました。

当時は珍しい渡来物を[オランダ物]と呼んでいましたので、発達した肉瘤がライオンの頭みたいなので[オランダ獅子頭]と呼ばれるようになりました。

オランダ獅子頭の体型は背中が丸い[丸手]と背中のアーチが緩やかな[長手]があり、弥富産の金魚は[丸手]が強いとされています。

飼育方法としてはどっしりと丸いシルエットに見える[丸手]は水槽飼育で横見、すらっと見える[長手]は上見で鑑賞するのはどうでしょうか?

【学名】
Carassius auratus auratus var.

【種目】
コイ目コイ科コイ亜科フナ属

【分布】
改良品種

【サイズ】
25cm〜30cm

【寿命】
10年~15年

【温度】
20度〜28度

【水質】
弱酸性〜中性~弱アルカリ性

【餌】
金魚用人口餌

オランダ獅子頭の飼育や繁殖などの詳細情報はこちら

出目金

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可愛らしい系金魚!黒出目金の色は薄くなりがち!出目金です。

出目金は和金や琉金と並んで金魚の代名詞的な存在で、特徴は何と言ってもその大きな目です。

出目金は琉金から生まれた品種なので体型は琉金に似て丸いシルエットをしています。

金魚すくいでも和金と一緒に泳ぐ姿はとっても可愛くて欲しくなってしまいますよね。

【学名】
Carassius auratus auratus var.

【種目】
コイ目コイ科コイ亜科フナ属

【分布】
改良品種

【サイズ】
15cm〜20cm

【寿命】
5年~6年

【温度】
20度〜28度

【水質】
弱酸性〜中性~弱アルカリ性

【餌】
金魚用人口餌

出目金の飼育や繁殖などの詳細情報はこちら

東錦

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肉瘤もヒレも体型も三色も!特徴いっぱいくっつけました。東錦です。

東錦は三色出目金とオランダ獅子頭の交配でつくられた金魚です。
オランダ獅子頭に似て丈夫で大型になる金魚です。

東錦は子供の時にタンパク質を中心に栄養豊富な餌をたくさん食べると頭部の肉瘤が立派に育つと言われています。

【学名】
Carassius auratus auratus var.

【種目】
コイ目コイ科コイ亜科フナ属

【分布】
改良品種

【サイズ】
15cm〜30cm

【寿命】
10年

【温度】
20度〜28度

【水質】
弱酸性〜中性~弱アルカリ性

【餌】
金魚用人口餌

東錦の飼育や繁殖などの詳細情報はこちら

江戸錦

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浅葱色の透明鱗がかっこいい!らんちゅうのハイブリッド!江戸錦です。

江戸錦はらんちゅうと東錦を交配することで誕生した、体型はらんちゅう、体色は東錦の赤と白、そして浅葱色の綺麗な金魚です。

江戸錦の誕生は昭和20年から30年頃、作出は本当に難しかったそうです。

江戸錦は[らんちゅう]と[東錦]の交配種ですが、劣等遺伝子の背びれの無い体型を固定さすことが難しいのだそうです。しかも途中、洪水で全滅したとかしなかったとか、そのような苦労を乗り越えて作られ、産地にちなみ[江戸錦]という名前がつけられました。・・・そのような記事を読んだことがありますが、うろ覚えです。

江戸錦の体色の白色部分を[浅葱色]と表現しますが、これは江戸錦の鱗が半透明で少し青みがかっていることから、日本古来の色の名前で薄い青緑色の[浅葱色]と呼んでいます。

【学名】
Carassius auratus auratus var.

【種目】
コイ目コイ科コイ亜科フナ属

【分布】
改良品種

【サイズ】
15cm

【寿命】
10年~15年

【温度】
20度〜28度

【水質】
弱酸性〜中性~弱アルカリ性

【餌】
金魚用人口餌

江戸錦の飼育や繁殖などの詳細情報はこちら

大阪らんちゅう

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一度は滅びた幻の金魚!らんちゅうよ!お前だけは許さない!大阪らんちゅうです。

大阪らんちゅうはらんちゅうと同じように、背びれがなくまん丸とした体型の金魚です。

らんちゅうとの違いは頭部の肉瘤がなく、鼻には鼻孔褶(びこうしゅう)と言われる、花が咲いたように広がる肉質の突起が出ることが良いとされています。

大阪らんちゅうの起源ははっきりとはしていませんが、江戸時代末期の大阪・天満で開催された金魚の品評会の対象が大阪らんちゅうだった記録が残っていることから、かなり古い歴史を持つと言われています。

華やかで気品のある大阪らんちゅうは関西地方の富裕層の間でたいへんに流行したと言われています。

【学名】
Carassius auratus auratus var.

【種目】
コイ目コイ科コイ亜科フナ属

【分布】
改良品種

【サイズ】
20cm

【寿命】
10年~15年

【温度】
20度〜28度

【水質】
弱酸性〜中性~弱アルカリ性

【餌】
金魚用人口餌

大阪らんちゅうの飼育や繁殖などの詳細情報はこちら

桜錦

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泳ぐ姿は桜吹雪!熱帯魚界の遠山の金さん!桜錦です。

桜錦は紅白の更紗模様がモザイク透明燐によって桜の花に見えることから桜錦という名前がつきました。

キラキラ光る光沢燐はまさに満開の桜のようです。

桜錦の発表は1996年と金魚としては歴史は浅いです。

桜錦は当初は江戸錦の黒の入らない出来の悪い金魚として扱われていましたが、江戸錦の透明鱗に磨きをかけ、大変綺麗な素晴らしい品種へとなりました。

とても品があり”はんなり”した金魚ですね。

【学名】
Carassius auratus auratus var.

【種目】
コイ目コイ科コイ亜科フナ属

【分布】
改良品種

【サイズ】
20cm

【寿命】
10年~15年

【温度】
20度〜28度

【水質】
弱酸性〜中性~弱アルカリ性

【餌】
金魚用人口餌

桜錦の飼育や繁殖などの詳細情報はこちら

丹頂

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丹頂は真っ白な体に真っ赤なベレー帽を被ったように頭にだけ発達する朱色の肉瘤が特徴のどことなくおめでたい色彩の金魚です。

体型は琉金型で羽衣のような長いヒレを揺らめかせ、ゆっくりと泳ぐ姿は大変優雅です。

頭頂の朱色の肉瘤に目が行きがちですが、実は大きめで真っ白な鱗がずーっと見ていられる程カッコよく綺麗でまるで錦鯉のようです。

丹頂の名前はお察しのように丹頂鶴から来ています。[丹]は赤という意味、[頂]は一番高い所という意味です。鶴に例えるなんて、おしゃれな名前ですね。

英名はレッドキャップ・オランダと呼ばれるようで、赤い帽子のオランダ獅子頭という意味でしょうか?

赤いベレー帽といえばロシアではエリートの証、赤色のベレー帽の着用を許可された兵士達の事を尊敬の念を込めて[レッドベレー]と呼ぶようです。

まさに金魚界のエリートがこの丹頂なのです。

【学名】
Carassius auratus auratus var.

【種目】
コイ目コイ科コイ亜科フナ属

【分布】
改良品種

【サイズ】
30cm

【寿命】
10~15年

【温度】
20度〜28度

【水質】
弱酸性〜中性~弱アルカリ性

【餌】
金魚用人口餌

丹頂の飼育や繁殖などの詳細情報はこちら

まとめ

金魚特集いかがでしたでしょうか。

金魚の種類はまだまだ沢山いますので、追ってご紹介していきますね。