グローライトテトラの飼い方/飼育・混泳・大きさ・繁殖・種類

グローライトテトラはガラスのような半透明の体にオレンジ色のライン光るとても綺麗な小型の熱帯魚です。

この熱帯魚の最大の特徴はダークサイドに堕ちたライトセイバーのような体を横切る赤のラインです。

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この綺麗は赤色のラインはまさにダースベイダーのライトセイバーです。

ネオンテトラは少しだけ赤に浸食されているので、ダースベイダーになる前のアナキンだとするとグローライトテトラは完全に堕ちてしまっています。

グローライトテトラはネオンテトラよりひとまわり大きいので余計にダースベイダーぽいですね。

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グローライトテトラの生息地は南米ガイアナ・エセキボ川という南アメリカのガイアナを流れる大きな川です。

ガイアナ国内で最も長い川で、ブラジルとガイアナの国境にあるアラカイ山脈という大きな山脈から北の方に流れて森林地帯やサバンナ等のいろいろな自然環境を横切って大西洋に流れ出す全長が約1,000kmの大河で、熱帯魚の生息地としてよく出てくるオリノコ川とアマゾン川の間に位置する広い川です。

ネオンテトラと同様に熱帯魚店などでよく見かけ、エンゼルフィッシュやグッピー、そしてネオンテトラと並び大変人気の熱帯魚です。

グローライトテトラは[カラシン]と呼ばれる魚の種類の中の一種で、主に南米ガイアナ・エセキボ川が原産の熱帯魚です。

グローライトテトラは複数匹でかたまって一緒に泳ぐ[群泳]という習性を持つことで有名な熱帯魚です。

群泳する熱帯魚は水槽内で存在感が出ますので、グローライトテトラもその特徴的なオレンジ色にキラキラと光る体は、群泳させると、とても綺麗で水草水槽などにアクセントとしてよく映えます。

By gonzalovalenzuela (Flickr) [CC BY 2.0], via Wikimedia Commons
By gonzalovalenzuela (Flickr) [CC BY 2.0], via Wikimedia Commons

グローライトテトラは性格が非常に温和で、他の熱帯魚と喧嘩などをしないのでいろんな種類の熱帯魚と混泳することができます。

グローライトテトラの飼育は比較的簡単で、水質や水温の変化にも強く、販売価格もリーズナブルなのでアクアリウムを始める際には、ネオンテトラやこのグローライトテトラから始める人も多いようです。

このような理由から、熱帯魚の初心者から、水草水槽を作り込むような上級者まで、全てに愛される熱帯魚がこのグローライトテトラです。

【テトラとは】
カラシン目カラシン科の小型の熱帯魚のことです。

多くは南米原産で、体は数センチくらいです。

他のカラシン目の中にもこのテトラの名前がつく熱帯魚はたくさんいます。

有名なテトラは、ネオンテトラ、カージナルテトラ、グローライトテトラ、ラミーノーズテトラ、グリーンネオンテトラ等です。

【カラシンとは】

グローライトテトラはカラシンという種類の熱帯魚です。
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カラシンの特徴は背びれと尾びれの間に[アブラビレ]という小さなヒレがある事と、あごに歯が発達していることです。

カラシンの種類は多く、約1600~1700種類ほど存在し、主にアフリカと中南米に生息しています。

これはグループとしてはかなり多い方の部類で、ネオンテトラなどの小さな熱帯魚から、ピラニア、ゴライアスタイガーフィッシュなどの大型の熱帯魚までが入ります。

【学名】
Hemigrammus erythrozonus

【種目】
カラシン目カラシン科

【分布】
南米ガイアナ・エセキボ川

【サイズ】
4cm

【寿命】
3年

飼育条件

[温度]25〜28度

[水質]弱酸性〜中性
【水質について_詳しくはこちら】

[ 餌 ]人口餌

[注意点]

【ネオン病(カラムナリス病)についてはこちら】

【魚の病気についてはこちら】

【熱帯魚飼育の始め方についてはこちら→[アクア入門]】

混泳

グローライトテトラの性格は非常に温和ですので、混泳はしやすいでしょう。グローライトテトラ側から攻撃を仕掛けることはありません。

ただし、グローライトテトラに攻撃をするような熱帯魚や、大型の肉食魚などは食べられてしまうので混泳はできません。

グローライトテトラは臆病な熱帯魚なので10匹、50匹、100匹と水槽のサイズに合わせて沢山群泳させてあげましょう。

また、水質のことを考えるとアフリカ原産の熱帯魚はアルカリ性の水質を好む傾向にあるため混泳はできません。

具体的な混泳相手としては、同じような種類のネオンテトラカージナルテトラ、ラミーノーズテトラ、グリーンネオンテトラ等のカラシン。

水槽の底で生活する、オトシンクルス、コリドラス・ローチ、ヤマトヌマエビ、ミナミヌマエビ、レッドラムズホーン等。。

繁殖

グローライトテトラの飼育のしやすさとは対照的に繁殖は非常に困難です。

グローライトテトラは生後4~6か月で繁殖が可能になるそうです。

体の大きさは25mmくらいまでが繁殖の適齢期で30mmくらいになると産卵用の親魚としては大きくなりすぎているみたいです。

まず、オスとメスを分けます。メスのお腹は卵があるので膨らんで見えます。

【産卵用の水槽を準備します】
ピートモスなどで、pH5.5前後の水を用意して、水温は22~23度。

園芸用の鉢底ネットなどで水槽の上下を分けます。

上の部屋でグローライトテトラをペアリングして、卵を産むと、ネットを通り卵だけ下におちます。

卵が確認できましたら、親魚は元の水槽に戻します。

グローライトテトラの稚魚が生まれたら、最初は小さすぎて普通の餌は食べられません。

インフゾリア、ブラインシュリンプ、すりつぶした人口餌、通常の餌と段階を上げてえさエサをしていきましょう。