グッピーの飼い方

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グッピーは羽衣のように綺麗で色彩豊かなヒレが特徴の南米の流れが穏やかな河川などに生息している熱帯魚です。

原種であるワイルドグッピーは少し落ち着いた色をしていて、ヒレも改良品種ほど長くヒラヒラはしていませんが、それはそれで魅力的です。

グッピーは水質への適応力が高く丈夫なので初めての熱帯魚飼育として最適な魚種です。

しかし、綺麗は体を持つグッピーはコンテストなどが盛んにおこなわれていて、血統に磨きをかける人や、新品種に情熱を傾ける人など、初心者から達人までたくさんの人に愛されています。

そのため熱帯魚は「グッピーに始まりグッピーに終わる」なんて言われたりもします。


グッピーはイギリスの植物学者レクメア・グッピーさんが南米北部のトリニダード・トバゴ共和国から持ち帰ったのがはじめだと言われています。

グッピーさんは植物学者なので南米の珍しい植物でいっぱいのトリニダード・トバゴ共和国に植物採集へ行ったところ、この綺麗な熱帯魚を見つけたんですね。

グッピーは卵胎生と呼ばれる、メスの体内で卵をふ化させてから稚魚を出出産する珍しい繁殖形態を持ちます。

爽やかなライトブルーに黒のドット模様が綺麗なブルーグラス・グッピー、綺麗な朱色に黒のまだら模様のレッドグラス・グッピー、白いヒレと尾びれの付け根に黄色い差し色が綺麗なドイツイエロータキシードなど、まだまだ色んな色彩、形のグッピーがいます。

【卵胎生とは】
卵胎生とは卵を母魚の胎内で孵化させるものを指します。

魚類のほとんどが卵生で交尾をせず体外受精しますが、魚類の中でも卵胎生の種の一部には体内受精の必要性があるため、交尾をするためにオスの尻びれが交尾器として発達したゴノポディウムという生殖器官があります。

卵胎生は卵生から胎生への進化上の段階と考えることができます。

胎生では子がより成長し、大きい体で、生き残りに有利な状態で生まれる傾向が強い。

【学名】
Poecilia reticulata

【種目】
カダヤシ目カダヤシ科

【分布】
南米、トリニダード・トバゴ、ベネズエラ、ガイアナ/改良品種

【サイズ】
オス:3~4cm、メス:5~6cm

【寿命】
1年

飼育条件

[温度]20~28℃

[水質] 中性~弱アルカリ性
【水質について_詳しくはこちら】

[ 餌 ] 人工餌

[注意点]
飼育温度が低温すぎると白点病になりやすくなります。

水温は25度前後に保った方が良いでしょう。

【カラムナリス病(尾ぐされ病)についてはこちら】

【魚の病気についてはこちら】

【熱帯魚飼育の始め方についてはこちら→[アクア入門]】

混泳

グッピーは性格が温和な熱帯魚なので混泳は可能です。

グッピーの原種は群れをつくって生活している熱帯魚ですのでグッピー同士の混泳も問題ありません。

他の熱帯魚との混泳はグッピーを攻撃してこない大きさの熱帯魚であれば可能です。

ネオンテトラやラミーノーズテトラなどの小型カラシンコリドラスやオトシンクルスや小型プレコ、またはメダカなどがオススメです。

繁殖

グッピーは非常に繁殖力が強い魚なので、初心者でも簡単に繁殖を楽しめます。

繁殖させるには、オスとメスを同じ水槽に入れましょう。

グッピーのオスには後方に突き出した棒状の形をしているゴノポディウムと呼ばれる生殖器官があります。

交尾後、約1カ月で稚魚を出産します。

グッピーは卵胎生ですので卵ではなく直接稚魚を生みます。

そのため、一般的な卵生の熱帯魚と比較するとグッピーの稚魚は大きくて誕生直後からエサを食べられます。

グッピーは稚魚の頃は成長のために栄養がたくさん必要なので、1日に複数回に分けてエサを与えましょう。

エサは食べやすいように成魚用の人工飼料を小さくすり潰したものや、ブラインシュリンプを与えると良いでしょう。

特に生餌は栄養価が高いので稚魚の成長を促進できます。

また、グッピーは1回の交尾で数回の出産が可能で、卵胎生の特性から稚魚の生残率が高いこともあり、繁殖力が非常に高いです。

そのため、気がついたら増えすぎていれ困った。なんて事もありますので、グッピーが増えすぎて困る方は気をつけて管理しましょう。