サワガニの飼い方

サワガニは水のきれいな川などの水辺に住んでいる、生涯を淡水域で過ごす純淡水性の赤〜赤茶色の小さなカニで、日本の固有種です。

赤茶色の体に朱色の足のものがほどんでですが、地域によって紫や青みがかった体色のものもいます。

北海道、沖縄以外のほぼ日本全域に生息しています。

サワガニは水のきれいな川の石の下などによく隠れています。

みなさん一度は川辺などで見た事があるんじゃないでしょうか?


サワガニは春から秋に活動し、冬には川のそばの岩陰などで冬眠します。

サワガニはえら呼吸なので水中で飼育できますが、水のみで飼育せずに陸地をつくってあげ、隠れるための石や流木など、出来るだけサワガニの生息環境を再現してあげましょう。脱走しないようにレイアウトに気をつけてフタができる飼育容器を用意し、直射日光の当たらない日陰で飼育しましょう。

寿命は3年〜5年ほどですが、しっかりと丁寧に飼いこめば10年くらい生きるそうです。

【学名】
Geothelphusa dehaani

【種目】
エビ目サワガニ科

【分布】
北海道、沖縄以外のほぼ日本全域

【サイズ】
5cm〜7cm

【寿命】
3年〜5年

飼育条件

[温度]28度前後

[水質] 中性〜弱アルカリ性
【水質について_詳しくはこちら】

[ 餌 ]人工餌

[注意点]
サワガニは雑食性で、どんな餌でも良く食べます。

自然界では小さな昆虫などを食べています。

飼育する際はザリガニの餌などの人工餌やイトミミズや赤虫などの生餌を与えましょう。

サワガニは雑食性なのでいろいろなものを食べた方が長生きする言われています。

ご飯粒や鰹節、キャベツなど野菜類も餌として与えることができます。

与えすぎて、水を汚さないようにしましょう。

サワガニは暑さに弱く、水温が高すぎると死んでしまいます。

水温は28度前後が適温だと言われて、温度が下がり、寒くなる冬には冬眠します。

繁殖を狙う場合はしっかりと冬眠をさせましょう。

冬眠させない場合はヒーターなどを使って温度が下がりすぎないようにしましょう。

また、狭い水槽に過密状態でサワガニを入れてしまうと共食いをしてしまいますのでスペースに余裕を持って大きめの飼育ケースで育ててください。

サワガニは脱皮直後は甲羅がとてもやわらかくなっています。共食いされやすくなるので複数飼育するときは隔離してあげるもの手です。

また、脱皮直後は甲羅を手で触るのは良くありません。

【熱帯魚飼育の始め方についてはこちら→[アクア入門]】

混泳

サワガニ同士は水槽の中に多く入れすぎると共食いをする可能性があります。
魚をどうしても混泳させたい場合は、飼育スペースを広く取れる水槽で、ビオトープのようなしっかりとした広い水場を作った上でメダカなどの小型の魚を一緒に飼うのはどうでしょうか?それでもメダカが捕食される可能性は十分に残ります。

繁殖

サワガニの繁殖を成功させるのは難しいです。

交尾は春から初夏にかけて行います。

サワガニのオスとメスはハサミの形やお腹の形で区別できます。

左右のハサミの大きさが異なり、右のハサミが大きいのがオス。

メスは左右のハサミの大きさが同じです。

オスのお腹は先が尖った三角をしていますが、メスは丸い形をしています。

うまくいくと1ヶ月ほどでカニの子供が生まれてきますので、共食いしないように親とは隔離しましょう。