ブルーフィンパナクエの飼い方/飼育・混泳・繁殖

ブルーフィンパナクエは体全体が濃紺をした神秘的なプレコです。

ヒレの色が明るい青色をしているのでブルーフィンという名前がついたのだとおもいますが全身が青色で、ヒレとのグラデーションがとっても綺麗ですね。^^

また、“パナクエ”とは属名のことなのですが、“ブルーフィンパナクエ”は“パナクエ属”ではなく、“バリアンシストルス属”という種類みたいです。((((;゚Д゚)))))))

何故そうなったんでしょうね?ややこしい!

生態情報

【学名】
Baryancistrus beggini

【分布】
コロンビア、ベネズエラ

【サイズ】
10cm前後

【寿命】

飼育条件

[温度]22度〜28度

[水質] 弱酸性〜中性
【水質について_詳しくはこちら】

[ 餌 ] プレコ用タブレット・赤虫等

[備考]

ブルーフィンパナクエは飼育は人工飼料も食べてくれるのでそこまで難しくはありません。

ただ、草食性が強いので柔らかい水草をレイアウトしている水草水槽は相性が良くないかもしれません。

またプレコは水流を好みますので、ある程度の水流は確保しましょう。

水質は弱酸性〜中性の水質を好みます。

プレコのストレス軽減のためにも隠れ家になるシェルターや流木を入れてあげましょう。

【魚の病気についてはこちら】

【熱帯魚飼育の始め方についてはこちら→[アクア入門]】

混泳

さいばーちょっとさんによる写真ACからの写真

ブルーフィンパナクエは同程度サイズであれば混泳は問題ありません。

繁殖

詳細はわかりませんが、産卵筒を入れた水槽で性成熟した親魚をペアリングしてみてください。

プレコの事

プレコの正式名は“プレコストムス/Plecostomus”といいます。熱帯魚の世界では“プレコ”と呼ぶことの方が多いナマズの仲間です。

鎧のような硬い鱗に覆われた体と岩に吸い付く事のできる吸盤状の口が他の熱帯魚にはない特徴です。

水槽内ではガラス面についた苔などを食べてくれるので“水槽の掃除屋”としての役割を期待される事も多いですが、普通に餌も食べるし糞もするのでろ過機能は必要です。

また、一般的には夜行性である事の多いナマズの仲間の中でプレコは日中にも行動するために光量を調整することのできる目を持っています。

その目は逆さにしたΩ(オメガ)の字に見えることから“オメガアイ”と呼ばれています。

かっこいい名前ですね。( ´ ▽ ` )

コロンビアの黄金ジェットはプレコ?

有名なオーパーツにコロンビアの“黄金ジェット”というものがあります。

“オーパーツ”とはそのモノが作られた時代にぐわないと考えられる物品を指し“out-of-place artifacts”を略して“OOPARTS(オーパーツ)”とした言葉で[場違いな工芸品]という意味です。

この“黄金ジェット”は“黄金スペースシャトル”等とも呼ばれるスペースシャトルの形をした5cm程の西暦500~800年頃のプレ・インカ時代のものです。

これを鑑定した動物学者のアイヴァン・T ・サンダーソン博士は他のどの生物とも似ておらず、三角翼と垂直尾翼がありジェット機やスペースシャトルに見えるとして、専門家に検証を依頼をすると、なんと航空力学の理にかなった形状をしているというものだったそうです。

しかし、現在ではこれって同じ南米原産の“プレコ”では、、(´⊙ω⊙`)と考える人が多いです。

多分、サンダーソン博士はプレコを知らなかったのかもしれません。

“黄金ジェット”は現在はコロンビアの首都ボゴタにある国立銀行付属黄金博物館に展示されています。