グッピーは初心者でも飼いやすいといわれるほど丈夫な熱帯魚です。♪( ´θ`)ノ
そんな病気になりにくいはずのグッピーも水の汚染、水質の変化などで体力がなくなった時など、病気になってしまいます。(´⊙ω⊙`)
しかも放置しておくと取り返しのつかない事態を招いてしまいます。
早期発見、早期治療が大事なのです。
そこで今回はグッピーがなりやすい5つの病気の原因と治療方法をご紹介します。
病気の事をしておく事で早期発見につながりますので安心して対処しましょう。
グッピー、5つのかかりやすい病気
●白点病
●カラムナリス病(尾ぐされ秒/口ぐされ秒)
●水カビ病
●ハリ病
●松かさ病
白点病
【白点病の症状】
グッピーの体に白い斑点ができ、ほっておくと全身にひろがります。(´⊙ω⊙`)
白点病になったグッピーは体を水槽内のものに擦り付けるような行動をします。
良くない事に、白点病は感染力が強い病気で、気づけば水槽中に白点病がひろがっている事も少なくありません。
エラなどに白点病が発生すると、呼吸ができずに死んでしまうこともあるため、白点病の発見後は速かに対処しましょう。
【白点病の原因】
白点病は白点虫とも呼ばれる、ウオノカイセンチュウ(イクチオフチリウス)という繊毛虫がお魚に寄生することで発症します。(´⊙ω⊙`)
この繊毛虫は普段は水槽内で常に生息している珍しくない菌[常駐菌]で、グッピーが元気な時は全然問題ないのですが、水温や水質、環境の変化などでグッピーが弱ってしまうと病気にかかってしまいます。
【白点病の治療法】
白点病の原因菌である白点虫/ウオノカイセンチュウは25度以下の水温で活発に動き、30度以上になると活動を停止します。
そのため、まず水槽内の水温をゆっくり上げます。
最終的に30度くらいにまで上げて[グリーンFゴールド顆粒]などの薬で薬浴すると効果的です。♪( ´θ`)ノ
発症していなくても潜伏している事もありますので、水槽内のすべての熱帯魚を治療した方が良いでしょう。
治療中は水換えの頻度もあげた方が良いでしょう。
グリーンFゴールド顆粒は細菌系の病気に効きますので、持っておくと便利です。
カラムナリス病(尾ぐされ病・口ぐされ病)
【カラムナリス病(尾ぐされ病・口ぐされ病)の症状】
カラムナリス病の初期は感染した箇所が赤く充血し、ヒレが白く濁ります。(´⊙ω⊙`)
病気が進むと、グッピーのヒレや尻尾が溶けたようにボロボロになっていきます。
感染する場所によって[尾ぐされ病]や[口ぐされ病]と呼ばれます。
【カラムナリス病(尾ぐされ病・口ぐされ病)についてもう少し詳しくはこちら】
【カラムナリス病(尾ぐされ病・口ぐされ病)の原因】
原因菌は[カラムナリス菌]と呼ばれる細菌です。(´⊙ω⊙`)
[カラムナリス菌]は水槽内に常時生息している[常駐菌]ですが、この菌がグッピーに感染して発病します。
普段は大丈夫な菌ですがグッピー の体調が悪くなり、弱ってしまうと感染して発病します。
【カラムナリス病(尾ぐされ病・口ぐされ病)の治療法】
この病気は感染力が強いので感染したグッピーを別の水槽に隔離して薬浴してあげましょう。♪( ´θ`)ノ
治療法は、初期であれば0.5%濃度の塩水で塩浴させてあげれば完治する場合もあります。
カラムナリス菌は塩分に弱い菌ですので初期段階であればグッピーを塩浴をさせることにより十分に治癒可能でしょう。^^
塩浴の効果が見込めず病気が進行してしまっている場合は市販薬による薬浴治療をしてください。
グリーンFゴールド顆粒は細菌系の病気に効きますので持っておくと便利です。
水カビ病
【水カビ病の症状】
グッピーの体に綿状のふわふわした水カビが付着します。(´⊙ω⊙`)
ほっておくとその水カビが体中に広がりグッピーが弱ってしまいます。( ゚д゚)
また、[水カビ]がエラに発生するとグッピーは呼吸ができずに死んでしまいます。
【水カビ病の原因】
水カビ菌の[サプロレグニア菌]などがグッピーに寄生して発病します。(´⊙ω⊙`)
健康なグッピーはあまり感染しませんが水質悪化などでグッピーが弱ってしまうと寄生してしまいます。
【水カビ病の治療法】
水カビ病は症状が目立つので早期治療しやすい病気です。
水温を25度以上にして、大きめの水カビを綿棒などで優しく取り除いてあげます。
0.5%濃度の塩浴か市販薬による薬浴をしてあげれば効果的です。^^
グリーンFゴールド顆粒は細菌系の病気に効きますので持っておくと便利です。
松かさ病
【松かさ病の症状】
グッピーのウロコが松かさのようになり、その後グッピーの体が膨らんでくる病気です。(´⊙ω⊙`)
【松かさ病の原因】
松かさ病は[エロモナス菌]の感染が原因だと言われています。Σ(-᷅_-᷄๑)
エロモナス菌は常駐菌でどこにでも存在しますが、水が汚れた時に爆発的に増殖します。
健康なグッピーであれば感染などしないので怖い菌ではありません。
グッピーの体調が悪いときに水質が悪化すると感染します。
【松かさ病の治療法】
水換えや水槽内の器具などを掃除、ろ材や底砂も掃除してください。
次に薬浴をします。
観パラDは細菌に効果のある薬です。
グリーンFゴールド顆粒は細菌系の病気に効きますので持っておくと便利です。
ハリ病
【ハリ病の症状】
尾ひれが閉じてハリのようにとがって見える、グッピーの子供の時に見られる病気です。
【ハリ病の原因】
水質悪化や栄養不足、交配による弱体化などが原因とされます。
【ハリ病の治療法】
初期の場合は塩水浴が効くとされてますが、あまり効果はありません。