ファイアサラマンダーは黒と黄色のマダラ模様がとってもサイケデリックでファンキーな陸生のサンショウウオです。^^
陸生のサンショウウオということで水辺を用意する必要はないそうですが高湿度を好むようなので床材を適度に湿らせた環境を維持してあげましょう。( ・∇・)
また、ファイアサラマンダーは有毒で後頭部の両側と背中から毒を分泌するそうです。このファンキーなカラーリングは警戒色なんですね。下の写真、ピンクのマーカー部以外にも背中の背骨横の黄色模様の箇所にも小さな点が確認できます。
ちなみに、サラマンダーってどんな生き物かというと、両生類の中に有尾類というグループがありまして、その中で主に陸棲傾向の強い有尾類をサラマンダーと呼び、水棲傾向の強い有尾類を日本語でイモリって区別しているみたいです。でもざっくり両方まとめてサラマンダーという時もあるみたいです。ややこしい( ^∀^)
【ファイアサラマンダー飼育のおすすめ書籍】※入門書
【学名】
Salamandra salamandra
【分布】ヨーロッパ
【サイズ】
15cm〜23cm前後
【寿命】
10年前後
飼育条件
[温度]5度〜25度
真冬は少しだけ保温。真夏はワインセラーで温度対策をしています。※後程説明しています。
[湿度]苔とシダが生えているので湿度も測れる温度計で確認して、湿度は80%以上を保つようにしています。
[床材]赤玉土、水苔など湿度が保てるもの
[ 餌 ] こおろぎ、ハニーワーム、人口餌(ツノガエルの餌等)
飼育で大変なこと
ファイアサラマンダーの飼育で一番大変な事は夏場の温度ではないでしょうか。
温めるのって結構簡単なので冬は大丈夫なんですが、日本の夏で25度以下をキープするのはなかなか難しいんです。ウチは会社の事務所に飼育ケースを設置していて、夜は人がいない環境なものでエアコンつけっぱということもいかずたどり着いた解決策が夏場だけワインセラー飼育でした。
まずは気温が20度を超える季節になってくると、こういった小さな飼育ケースに移動します。
そして小さいサイズのワインセラーに引っ越し。
このワインセラーは温める機能はないので、朝は外気温と同じ涼しい温度で日中気温が上がって来た時に設定温度を保ちます。
温度設定は20度にしています。