ヒメダカの飼い方

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ヒメダカは野生種のメダカ(クロメダカ)の突然変異で生まれた黒色の色素胞を欠く、緋色よりの魚体を持つメダカを掛け合わせ、固定してできた品種です。

改良種の中ではもっとも古い品種と言われていて、江戸時代にはすでに観賞魚として飼われていたことが知られています 。

これ以外の種として、さらに緋色(赤色)が強調された楊貴妃メダカ、真っ白の魚体をしたシロメダカ、琥珀色をした琥珀メダカなど、バリエーションは豊富です。

メダカは熱帯魚と違い元々日本の小川で生息する魚ですので、野外のビオトープなどで飼育することも可能です。

また、一般的にヒメダカは肉食魚の餌として販売されています。


【日本のメダカについて詳しくはこちら】

【学名】
Dichotomyctere nigroviridis

【種目】
ダツ目メダカ科メダカ属

【分布】
改良品種

【サイズ】
3cm

【寿命】
3年

飼育条件

[温度]0度〜38度(繁殖:18度〜30度)

[水質]中性〜弱アルカリ性
【水質について_詳しくはこちら】

[ 餌 ] 人口餌


テトラ (Tetra) キリミン 185g

[注意点]
ヒメダカは丈夫な魚なので簡単に飼育することができます。

飼育容器としては多岐にわたり、睡蓮鉢、ガラスやアクリルの水槽、大型の衣装ケースや発泡スチロールなどで飼育している人がいます。

上見(うわみ)と横見(よこみ)、どちらからヒメダカを鑑賞したいかで飼育容器を選びましょう。

【ちなみに上見(うわみ)と横見(よこみ)とは】

読んで字のごとく、魚の姿を上から鑑賞することを上見(うわみ)といいます。

それに対して魚の姿を横から鑑賞することを横見(よこみ)といいます。

尾ひれが開くらんちゅうなどは上見(うわみ)が好まれますが、朱文金などのスマートな金魚は横見(よこみ)で横から鑑賞します。

あくまで好みですがメダカは睡蓮鉢などで上見鑑賞の方が趣がありオススメです。

水草はメダカの隠れ家になるだけではなく、水中に酸素を補給する役割や、水を浄化する作用がありますので、なるべく水草を入れた方が良いでしょう。

また、ホテイアオイなどの浮き草タイプの水草はメダカの良い産卵場所になります。

水草レイアウトにする場合は、水草は砂利では育ちません。

底床にソイルを敷きましょう。

アンモニアを分解して水を綺麗にするバクテリアの住処になるのでオススメです。

野外飼育のする際は、水槽の設置場所をできるだけ日当たりの良い場所に置くと良いそうです。

メダカが丈夫で健康な状態を維持でき、病気にかかりにくくなります。

とはいえ、夏場などの気温が高い季節は直射日光で水温が上がりすぎてしまうので工夫が必要です。

すだれなどを半分かけて影を作り、涼しい場所を作るなどしましょう。

【カラムナリス病(尾ぐされ病)についてはこちら】

【魚の病気についてはこちら】

【熱帯魚飼育の始め方についてはこちら→[アクア入門]】

混泳

ミナミヌマエビや貝類などは大丈夫です。

ヒメダカが食べられてしまうような中型大型の肉食魚とは混泳できません。

メダカは色々と種類が豊富ですが、もともとは同じ魚です。混泳させると交配してしまいますので、種類ごとに分けて交配しないように飼育しましょう。

繁殖

ヒメダカの繁殖はとても簡単で春~秋にかけて産卵をします。

ヒメダカは水温18度以上で日照時間が12~13時間以上の環境下で産卵を行います。

また、エサをしっかり与えていないと産卵に影響しますので、日頃からしっかりと餌やりをしてください。

水槽オスメス数匹群泳させて飼育水草がいっぱいになるほど水草をいれておきましょう。

[ メダカのオスメスの見分け方はこちら ]

しばらく飼育していると、水草に小さな卵を産んでいます。

ヒメダカの稚魚は孵化すると人口餌では大きすぎて食べることができませんが、水槽に発生しているプランクトンを食べているので、特別に餌をあげる必要はありません。

植物性プランクトンが発生した緑色のグリーンウォーターを餌としてあげるか、グリーンウォーターで飼育するのが良いでしょう。

水温や水質の変化がないように水換えは極力しないようにしましょう。

【グリーンウォーターでメダカの稚魚を育てる】
水中で植物性プランクトンが発生し緑色になった水をグリーンウォーターと呼びます。

このグリーンウォーターはメダカや金魚の飼育に大変適しています。

まだ小さすぎて人口餌を食べることのできない稚魚などはグリーンウォーター内の植物性プランクトンを食べて大きくなります。

グリーンウォーターの作り方は、容器に入れた水を日光の当たる場所に置いておくと植物性プランクトンがわき、緑色のグリーンウォーターになります。