ジェリービーンテトラの飼い方/混泳・大きさ・繁殖・種類

ジェリービーンテトラは鮮やかな黄緑色に光るガラスのように透き通った細身の体にオレンジ色に色付くヒレが大変煌びやかな宝石のような熱帯魚です。

カラシンには珍しくアフリカ出身の熱帯魚で、流通量も少なかったのですが最近は専門店などでは目にすることも多くなりましたね。

アメリカの子供用のお菓子[ジェリービーン]の名前がついていますが、サイズと言い色味といい、この小さな熱帯魚を簡潔に表現した、ぴったりのネーミングですね。

ジェリービーンテトラは少々水質の変化に敏感で、飼育が難しい部類に入ります。

水質が合わずに飼育しているとエロモナス病にかかってしまいます。

水質を安定させる為にも大きめの水槽で飼育し、pHを下げる効果のあるものを揃えて弱酸性の環境を維持しましょう。

【水質について_詳しくはこちら】

【テトラとは】

カラシン目カラシン科の小型の熱帯魚のことです。

多くの種類が南米出身で、サイズは数センチほどの小さい熱帯魚です。

【カラシンとは】

ジェリービーンテトラはカラシンという種類の熱帯魚です。
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カラシンの特徴は背びれと尾びれの間に[アブラビレ]という小さなヒレがある事と、あごに歯が発達していることです。

カラシンの種類は多く、約1600~1700種類ほど存在し、主にアフリカと中南米に生息しています。。

これはグループとしてはかなり多い方の部類で、ネオンテトラなどの小さな熱帯魚から、ピラニア、ゴライアスタイガーフィッシュなどの大型の熱帯魚までが入ります。

【学名】
Ladigesia roloffi

【種目】
カラシン目アレステス科

【分布】
西アフリカ、シェラレオネ、リベリア

【サイズ】
3cm〜4cm

【寿命】
2年〜3年

飼育条件

[温度]
20〜27度

[水質]

ジェリービーンテトラはアフリカ出身ですが弱酸性〜中性の水質を好みます。

【水質について_詳しくはこちら】

[ 餌 ]人口餌

[注意点]
ジェリービーンテトラは水質に敏感な熱帯魚です。

小さな熱帯魚ですが水質を安定さす為にも大きめの水槽で飼育し換水も少し多めにすることをおすすめします。

餌は人工餌で大丈夫ですがなんでもよく食べますのでレモンテトラの為にも生き餌や冷凍赤ミミズなどバランスよく食べさせてあげましょう。

現地では群泳している熱帯魚なので単独飼育をするとストレスで調子が悪くなります。出来るだけ複数飼育で群泳させてあげましょう。

【ネオン病(カラムナリス病)についてはこちら】

【魚の病気についてはこちら】

【熱帯魚飼育の始め方についてはこちら→[アクア入門]】

混泳

ジェリービーンテトラの性格は非常に温和ですので、混泳はしやすいでしょう。ジェリービーンテトラ側から攻撃を仕掛けることはありません。

ただし、ジェリービーンテトラに攻撃をするような熱帯魚や、大型の肉食魚などは食べられてしまうので混泳はできません。

ジェリービーンテトラは群泳の性質を持つ熱帯魚なので10匹、50匹、100匹と水槽のサイズに合わせて沢山群泳させてあげましょう。

具体的な混泳相手としては、同じような種類のネオンテトラカージナルテトラ、ラミーノーズテトラ等のカラシン。

水槽の底で生活する、オトシンクルス、コリドラス・ローチ、ヤマトヌマエビ、ミナミヌマエビ、レッドラムズホーンなどがおすすめです。

繁殖

ジェリービーンテトラの繁殖は難しいとされています。